・この記事における我々とは、若者を指します。もっとはっきりと言うならば、18歳~40歳といったところでしょう。
・この記事における投資とは、あくまでも中長期の株式取引を指します。短期売買、仮想通貨、為替取引は、投機になります。
・この記事は、TAKUMIの勝手な、自説です。
・最終的な判断は、あなたの自己責任です。
2020年3月9日 この1日だけで、1週間くらいのイベントがあったのではないかと言うくらい、騒がしい日でした。
OPECの交渉決裂による、価格戦争、原油価格の暴落。
1ドルは101円台の暴落。円の暴騰、クロス円は急落。
日本円は20000円割れ。
コロナは拡大の一途。
等々、もろもろ、etc.
消費税増税の反動は、GDPのマイナス成長に大きく反映され、『内需総崩れ』と言う言葉がトレンド入り。
さらに、コロナの拡大により、個人消費はさらに冷え込むでしょう。
1月~3月期のGDPもひどい事になるでしょう。
国内の株式も、24000円台から、わずか2週間で20000円割れ。
輸出国であった日本にとって、数少ない支えだった、円安相場は、3年ぶりの円高。
101円台を割る寸前でした。
麻生財務大臣は、為替介入に関しては、コメントはしませんでした。
為替介入の際は、毎回アメリカを許可を取ってから行っていますが、トランプさんが『Yes』と言うかは、わかりませんね。
仮に為替介入をしたところで、一時しのぎでしょう。
各国は、景気対策(副次的に、新興国通貨支援)で金融緩和を行っています。
すでに市場は、FRBの大幅な利下げを織り込んでおり、0.00-0.25%が織り込めれつつあります。
これが現実となれば、さらなる円高も免れません。
日銀のさらなる金融緩和により、金利マイナス0.3%、ETFの買い付け額の増額も、十分にありえます。
現状において、大義名分は十分です。いつでもやれます。
しかし、副作用も大きく、長引けば、銀行、地銀に大ダメージとなります。
また、政策の手詰まり、好材料の出し尽くしと思われれば、円高を止める事はできません。
タイミングとインパクトが重要です。
とはいえ、円安になったしても、世界経済の停滞下においては、輸出量も伸びないでしょう。
売っても利益が無い円高。売りたくても売れない円安。
増税、コロナで内需も壊滅的。
さてはて、どういたしましょう?
結局、コロナがどうにかならなければ、どうにもなりません。
一連のコロナショックは、いつ収束するのか?
誰にもわかりません。
来月か?夏か?来年か?もっと先か?
あ、忘れてはいけませんが、米中貿易摩擦とか、問題は山積みですよ。
そろそろタイトル回収です。
我々は安泰です!!
我々とは若者の事です。
世界では今まで、何度も何度も大恐慌を起こしています。
ウォール街大暴落,ニクソンショック,ブラックマンデー,日本バブル崩壊,アジア通貨危機,ITバブル崩壊,ライブドアショック,リーマンショック。
そのたび、長い時間をかけて、回復と成長を繰り返してきました。
晴れ続ける事はない。止まない雨もない。
今回のコロナショックが、リーマンショックを超えるものだとしても、我々には、それの収束、回復、さらなる成長を見届けるだけの時間が十二分にあります。
私は、日本株、米国株、アセアン株を保有していますが、いずれも売却は行っていません。
むしろ少しずつ、増資をしています(日本株に関しては現状維持ですが)。
ある意味においては、バーゲンセールに近いですからね(笑)。
まぁ、まだ底は見えませんが、20代,30代ですよ。3年でも5年でも待ちましょう!!
コロナショックにおける、世界恐慌は、選定という意味においても都合が良いです。
リーマンショックを絶えた、リーマンショックでも減配しなかった。
これは今現在でも、長期保有者の、心理的な支えになっています。
リーマンショック後に上場した会社の、力を試す、いい機会です。
また、リーマンショックを耐えて、かつ、コロナも耐えたとなれば、長期保有者には、この上ない安心感です。
米株には、増配を何十年も続けた会社も多く、リーマンショックでも、減配しなかった会社は多いです(日本株は数えられる程しかいません)。
株価急落下において、利回りがどんどん上がっています(配当があるから良いという訳ではありませんが)。
米国株の立て直しも早いので、気づいた頃には、何事も無かったかのように、最高値を更新していそうです。
参考までに、Twitterの個人投資家さんの、ツイートは埋め込みます。
未来は誰にも分かりません
— かず@Dr.& Investor⚽ (@kazuya04012007) March 4, 2020
投資は確率・期待値にベットします
お金の増減は関係ありません
恐怖を感じるなら投資額が分不相応です。下げましょう
優位性のあるルールを徹底することで勝ちます
インデックス長期の手法はひたすらロングです
ルールを破った瞬間お金ではなく最も大切な期待値を失います pic.twitter.com/UWdSvjtdLu
とは言え、ある程度大きな出費でも①と②で賄える様に調整しているので、株式の評価額が減っても、割と平気で居られる部分はあります。
— 奏@米国株投資家 (@kanade_0814) March 5, 2020
仮にリーマン級若しくはそれ以上の暴落に巻き込まれても、年齢的に長い期間を株価回復に費やせるのも私の強みだと思っています。
最後に我々にできる事。
少しでも日本円を売って、経済に貢献する事です。