私が尊敬する、フリードリヒ・ニーチェ氏の言葉に『事実は存在しない。存在するのは解釈のみである』という言葉がある。
私の座右の銘であり、人間を簡潔に表した言葉です。そして今の世に必要な考え方です。
です。と断言しているがこれも解釈にすぎません。
実際のところ、この言葉の本当の意味を知っている人間はいないでしょう。
『事実は存在しない』この言葉だけでも、ネットで検索すれば、沢山の方のブログ記事がヒットします。
いずれもこの言葉を引用したうえで、その運営者が様々な解釈による解説をしています(このブログのように)。
とりあえずこの記事では、この言葉の私の解釈を説明したのち、タイトルの補足をしよう。
私の解釈。
“事実は存在しない“とは人間の思考の事を指している。
まず、事実とは何かを考えた時、それは我々の目の前で起きている事であろう。
スマホの画面がある、コーヒーの入ったコップがある、緑豊かな大地が広がる、厚い雨雲がある。
様々な事実がある。
私がそれらを見た時、あなたが見た時、違う感想を抱くはずです。
それは経験や価値観に基づくものでしょう。
一つの事実に対し、100人いれば、100の解釈が生まれます。
我々は1つの事実を、事実と認識できません。
だだからこそ、『事実は存在しない。存在するのは解釈のみである』。
ネットは解釈の海。
ネットにあるものは何だろうか?
目の前にあった事実による解釈を、アップロードしたにすぎません。
SNSでも、ブログでも、メディアでも、事実を誰かのフィルターで通した解釈です。
それに対する反応に関しては、解釈の解釈です。
個人的に最も分かりやすいのは、このツイートでは無いでしょうか?
同じヒト科の生物なのにこんなに反応が違うとは。 pic.twitter.com/p5h7OpLQav— メルカリのびちゃん商店 (@novidog) August 23, 2017