2018年12月2日 日曜日 曇り
今年の秋の、皇居乾通りに一般公開は12月1日から12月9日までの9日間です。
毎年、春と秋に一般公開していますが、毎回20万人以上の人が訪れます。
坂下門までの道のり
入口は坂下門のみになっています。乾通りは、坂下門からの一方通行になっており、乾門や東御苑からは入れません。
また、入場時間は午前9時から午後15時です。また出口である、乾通りは15時30分、東御苑は16時で閉まります。
その他、注意は宮内庁のホームページに載っています。
http://www.kunaicho.go.jp/event/inui.html
私は、電車で日比谷駅まで行き、徒歩で坂下門まで向かいました。
http://www.kunaicho.go.jp/event/pdf/inui-map1.pdf
最寄り駅と経路も、宮内庁のホームページに載っています。
日比谷駅からはB6の出口が、一番近いです。それでも、改札から、10分~15分は歩きます。どこの駅からも少し距離があるので、余裕をもって行きましょう!
入場口から坂下門までの間も、結構な距離がありますが、その間で、手荷物検査と、セキュリティーチェックを行っています。職員によって、手荷物の検査の厳しさが違ったりしました(同じ日に2回入場しており、2回チェックしました)。
乾通り
坂下門を抜けると最初に、宮殿を見る事が出来ます。
宮殿は天皇陛下が公的な事務を行います。昭和43年に建てられ、全部で7つの棟から構成されています。
宮殿はほんの少ししか、見ることはできません。
次に見ることが出来るのは、宮内庁宿舎です。
面白い形をしています。
そして、蓮池参集所です。
特に歴史等は、ありません。全国からやってくる、奉仕団の集合、休憩場所です。
とっても紅葉が綺麗で、見頃です。
一部、枯れている所もありましたが、イチョウの黄色や、もみじの赤が綺麗です。
こちらノムラという品種のモミジです。面白い名前です。
こちらのイロハモミジは、緑と赤のコントラストがとても素晴らしかったです!
局門です。
先程の、イロハモミジと局門、後ろのイチョウがとても合っていて、人だかりができます。
門長屋は、解説板等は無く、立ち止まる人はほとんどいませんでした。
長くどっしりと構えており、歴史を感じます。
富士見多門も、あまり立ち止まる人は少なかったです。
中の様子や、解説は後述します。
英語表記が『Defence House』(笑)。
道灌濠(どうかんぼり)は、皇居の中で最も武蔵野の面影を残している場所がそうです。
様々な色を同時に見ることもできて、沢山の人が立ち止まりました。
この先は、分かれ道になっており、西桔橋(にしはねばし)と、乾門のどちらかを選ばないといけません。
一方通行なので、戻ることはできません。
私は、1日で2回入場した為、両方の道を歩きました。
西桔橋からの景色です。
皇居の乾通り一般公開は、毎年2回行っていますが、訪れるのは今回が初めてです。
とっても楽しめました‼
動画です。
皇居の外からでも、素敵な紅葉が見れました。
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富士見多門
先程、乾通りから見る事ができた、富士見多門の内部です。
天井は低く、長細い建物です。
そもそも多門とは……
『戦国時代末期から城郭に採用された長屋型の施設です。堀よりも強靭な防御機能を持っています。
しかし、富士見多門が築かれた頃は、徳川将軍の地位は安定していた為、江戸城本丸が攻撃に備える必要がありませんでした。はっきりとした用途は現在も不明だそうです』
ー富士見多門内部の解説板より抜粋
富士見多門からの眺めです。
現在は紅葉山があって、見えませんが、昔は富士山が見えていたそうです。