エッセー 備忘録

『空も飛べるはず』の意味と歌詞を考察したら“腐敗した現代社会への若者の反抗”になった話

2019年8月25日

この記事は妄想、狂言が含まれている可能性があります。
鵜呑みにしないでください。
変わった考え方する変な人がいる、と思いながら見る事をお勧めします。


私が高校1年生だった頃の話です。
軽音楽に所属していた私は、夏の合宿で山梨にいました。

部の方針で合宿の時は、いつもと違う楽器で演奏する事になっていました。
メンバーが皆、いつもと違う楽器で演奏するので、私のバンドは初心者向けの、スピッツの『空も飛べるはず』を演奏する事になりました。

そして、ライブのMCを考えている時でした。
本番の前日だったので、遅い時間まで考えていたのですが、歌詞の解釈をして、それを伝えるという方針になりました。

そして、私と同じバンドのボーカルの人と、二人で考察をしていた際、上記のような解釈に至りました。


その頃から、既に長い時間がたっておりますが、せっかく備忘録なブログを運営しているわけですから、忘れる前に書き留めようと思います。

当然ですが、歌詞を全部、及び、大部分をアップロードする行為は、著作権法違反です。
あくまでも、引用で歌詞についても、ごく僅かしか明記いたしません。

お楽しみいただければ幸いです。

直接の明言がありませんが、便宜上、主人公は男性で、彼女がいる事にします。

1番Aメロ
『幼い微熱を下げられないまま~おどけた歌でなぐさめた』

幼い微熱は、若い熱意と考えましたが、神様の影を、上司等の上の存在と解釈しました。
その為、若い熱意だけでなく、無垢な正義感や情熱、正しさと、考えました。

隠したナイフのナイフは、善悪をはっきりと言う、正義感と思います。
それが似合わないわけですから、彼はとても、誠実で正義感溢れる、青年という事がわかります。

そして、おどけた歌で慰めるは、そのまんまです。

1番Bメロ
『色褪せながら~輝くすべを求めて』

私はAメロの後半と倒置法と考えています。
神様の影を恐れて、色褪せひび割れ、本来の自分とは全く違う姿のまま、その世界で生きている。隠したナイフは似合わずに。
それを彼女は慰める。

1番サビ
『君と出会った奇跡が~笑っていてほしい』

君との出会いは、奇跡であり、彼の力となる。
色褪せひび割れ、本来の自分隠している彼にとって、彼女の全ては、胸、心に満ち溢れる。
君がいれば何でもできる。勇気と力を与えてくれる。

一度はあきらめた夢。
それを阻んだものが、すべて片付いたら、ずっと一緒にいてほしい。君の笑顔が、彼の力だから。

2番Aメロ
『切り札にしてた~夜にやぶいた』

よく満月は、何かを成し遂げたり、機が熟す、準備が整った、等の比喩に使われたりします。
自分をだましていた。彼女からにすぐにばれるような嘘で自分をだました。
しかしそれをする必要が無くなった。

2番Bメロ
『はかなくゆれる~眠りから覚めて』

Aメロの倒置法だと思います。
彼女の髪でしょう。はかなく揺れるは、彼女の心情描写と考えます。
自分をだます彼を見たくはない。
そして彼は、深い眠り覚める。
私は覚醒から、決意と考えました。
だから満月の夜にやぶいたのです。

2番サビ
『君と出会った奇跡が~笑っていてほしい』

前半は1番と一緒です。
ゴミできらめく世界は、まんまです。
ねじ曲がった社会、汚れた社会、理不尽、等々。
彼のような正義感は、とても目立ちます。
それでも、彼女には笑っていてほしい。

最後のサビ
『君と出会った奇跡が~笑っていてほしい』

君との出会いは、奇跡であり、彼の力となる。
色褪せひび割れ、本来の自分隠している彼にとって、彼女の全ては、胸、心に満ち溢れる。
君がいれば何でもできる。勇気と力を与えてくれる。

一度はあきらめた夢。
それを阻んだものが、すべて片付いたら、ずっと一緒にいてほしい。君の笑顔が、彼の力だから。

最後にタイトルの『空もとべるはず』の意味を考察します。

空もとべる“はず”です。
はずという事から、最初は、飛ぶ事ができるのに、それを行わない、行えない事の暗示。
そして、歌が終わる頃には、とべるはずだよ。という意味だと、思います。

勝手に一人で感動しています。

この二人には、頑張ってほしい。
負けないでほしい!

この曲は『白線流し』というドラマの主題歌ですが、元は別のドラマの主題歌として作られました。
そのドラマのシナリオも元に作っています。
そのドラマがどんな作品だったのか、とても気になります!!

-エッセー, 備忘録
-

© 2024 雑多な私の備忘録日記 Powered by AFFINGER5