・この記事は、TAKUMIの持論です。
・最終的な判断は、自己責任です。
株や投資というと、何かとイメージが悪く、投資と言う単語、そのものに嫌悪感を抱いている人も少なくない。
実際、私の周りはそういった人が多く、株はギャンブルだの、投資は危ないと言われた事もある。
確かに、株や投資はリスクがある。
それは紛れもない事実だ。
私も今は、含み損を抱えている。
しかし、ギャンブルなんていうものではなく、本質的なものを見落としてはならない。
投資の意義
なぜ株があるのか?
まず、なぜ会社は株を発行するのか。
資金を集める為です。
新しい事業や、新しい人を雇ったり、設備投資をしたりします。
さらなる事業の拡大、さらなる増収増益を目指します。
では、なぜ投資で株を買うのか。
その会社の成長が、期待されているからです。
その会社が成長すれば、さらに株が買われ、株価が上がります。
会社によっては、配当金や株主優待、自社株買いなどで、株主への利益還元を行います。
会社に利益があるという事は、それだけその会社のサービスを、多くの人が利用しているという事です。
株価が上がるという事は、それだけ期待が高く、多くの資金が集まり、成長拡大が見込まれます。
安定している会社というのは、それだけ多くの人が必要としているわけです。
その経済活動の支援になります。
経済は投資で成り立っている。
今の経済の基盤は、投資です。
投資があるからお金が回り、お金が集まり、雇用が生まれ、物が生産され、消費されます。
消費されたお金は、会社を通じ、労働者や投資家へ。
消費されるという事は、それだけ必要とされている事であり、拡大成長へ向け、再び投資されます。
金融リテラシー
デフレと貯金。
日本は良くも悪くも、貯金が多いです。
皆が銀行にお金を預けます。
現在は、低金利ですが、1980年頃には、預金金利は3%弱。
1990年頃には、定期預金金利で6%前後ありました。
日本はデフレ国家です。
日本円の価値が下がらず、ゆえに日本円を信用しています。
将来の不安もあいまり、貯金を絶対と思う人は多いです。
しかしその結果、日本円は“安全資産”と世界でみなされました。
有事であっても、日本人が日本円を持ったままなので、日本円が買われ、円高になります。
デフレが加速し、経済が低迷、マイナス金利や量的金融緩和を行うに至っています。
さて、日本における現金神話は、過去のものである。と、ここで呈します。
投資を否定するのは、つまるところ、現金が安心であるからです。
デフレ国家であり、かつては預金の高金利を知っているからこその、経験則です。
しかし、日本もインフレリスクを有しています。
あるいみにおいて、日本円を持つというのも、一種の投資です。
日本人の金融リテラシー
日本人の金融リテラシーは低い。
投資関連においては、この上なく。
国民性と言うべきか、そういった話が日常生活ですることが少なく、お金=悪と言った考え方が浸透しています。
前述の通り、投資はギャンブルと言った考えもあり、かなり閉鎖的です。
投資と投機
なぜ、投資がギャンブルというイメージを持つ人がいるのか?
その理由は、投機的な取引を、投資だと思ってる人がいるからです。
今一度、ここで私の立場を表します。
私の中における投資は、期待値の高い商品を中長期的に保有する。事です。
逆にそれ以外のものは、投機です(短期売買やFX、仮想通貨など)。
代表的なのは、短期売買でしょう。
安く買って、高く売る。
テレビなんかで見る、投資で資産〇億円なんていう人は、大抵短期売買です。
短期売買やFXなどは、いずれもゼロサムゲームです。
プラスマイナス0、利益を得た人と同数の、損益を被る人がいます。
これはまさに、ギャンブルに等しい行為です。
こういった投機的な行為で生計を立てる人は、こう述べる事が多いです。
『お金があり生活に困る事はないが、社会に対して、貢献しているといった働き甲斐のようなものがない』
投機に社会的、経済的寄与はありません。
逆に、投資はどうなのでしょうか?
投資された資金は、市場に流れ、新たな事業や雇用を生み、経済を回していきます。
経済成長の一助であり、社会貢献に繋がります。
期待値と経済成長
まずは、かず氏のツイートをアップロードさせていただきます。
未来は誰にも分かりません
— かず@Dr.& Investor⚽ (@kazuya04012007) March 4, 2020
投資は確率・期待値にベットします
お金の増減は関係ありません
恐怖を感じるなら投資額が分不相応です。下げましょう
優位性のあるルールを徹底することで勝ちます
インデックス長期の手法はひたすらロングです
ルールを破った瞬間お金ではなく最も大切な期待値を失います pic.twitter.com/UWdSvjtdLu
noteの動画解説しました!https://t.co/AfUIch4zQv
— かず@Dr.& Investor⚽ (@kazuya04012007) March 19, 2020
投資家は、お金を稼ぐんじゃない。期待値を積むんだ。
株式投資における期待値、とは。
株式投資やFXでいう期待値と、サイコロゲームやパチンコでの期待値は性質が異なる。https://t.co/YpQM3ZAVXW
経済は成長します。
それは人口が増加するからです。
新興国を中心に、2050年には、世界人口は約100億人に達すると予測されています。
人口が増えるという事は、消費が増えます。
需要が増え、生産者が増え、資金が回ります。
日本は今後も、人口減少が予測されていますが、輸出国家ですので、世界の経済成長に合わせて追随するでしょう。
日本のみならず、先進国は軒並み、出生率が低下しています。
アメリカの出生率は、2を切っていますが、移民等の移住者により、今後も人口は増加予測になります。
内需外需ともに、成長するでしょう。
ギャンブルには成長という概念がありません。
完全に確立と運の勝負です。
投資がギャンブルではないと言えます。
コロナショックの今はチャンス!
暴落......底はいつまでもわからない。
2月24日から始まった新型コロナショック。
世界同時株安は負の連鎖で、今も続いています。
乱高下する株、局地的な円高から有事のドル買い、原油価格の暴落、オリンピック延期、経済活動の停止......etc。
はたしていつ終わるのか?
それはわかりません。
それでも私は、今は投資のチャンスであると、動いています。
これまで世界では、何度も恐慌を経験していますが、そのたびに、長い時間をかけて回復と成長をしています。
とは言え、ある程度大きな出費でも①と②で賄える様に調整しているので、株式の評価額が減っても、割と平気で居られる部分はあります。
— 奏@米国株投資家 (@kanade_0814) March 5, 2020
仮にリーマン級若しくはそれ以上の暴落に巻き込まれても、年齢的に長い期間を株価回復に費やせるのも私の強みだと思っています。
特に20代、30代の人は、今はまたとない、投資を始めるチャンスであると思います。
実際、2020年3月は、株価の暴落をチャンスと考え、インターネット証券の口座を開設する人が急増。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57265710W0A320C2EE9000/
職場での会話に聞き耳たてた
— A.A 投資家兼投機家 (@ux9whgg6047) March 26, 2020
日経平均平均の下げニュースをみて
株は怖いなぁ 危ない 辞めとこ だとさ
狂ったように買っとる部下が隣に潜んでますよ!(笑)
これもチャンスと見れない奴が上司なのかよ😱
やはりこれくらいの気概があると良いですね。
コロナショックによる暴落を、バブルの崩壊と言う人もいますが、私はそうは思いません。
アメリカの株は確かに割高ではありましたが、バブルと言うほど過熱していたとは、思いません。
アメリカへの期待は、誰しもするものですので、あれくらいの割高がある意味、適正とも思います。
まだ値動きは激しいですが、株価は実体経済を下回った価格帯まで、下落しています。
市場は今、冷静ではないので、さらなる下落も十分にあり得ます。
ですので、分散的に投資を行う事をおすすめします。
景気は気分です。
感情で大きく振り回されます。
今を投機と、チャンスを見いだし、さらに乱れます。
しかし、経済の基盤は投資です。
経済は成長します。
明るい未来へ、投資をしましょう。