2018年12月31日から2019年1月2日まで、家族と一緒に千葉県の房総半島の御宿町に行きました(一応、読み方は、‘‘おんじゅくまち’’です)。
御宿町には、御宿海岸があります。
御宿海岸には砂浜が広がり、海水浴場が多く、房総半島を代表する海岸です。
しかし、御宿町には海岸以外にも、沢山見どころがあります。
御宿海岸
御宿海岸は、東西に弧を描いた、三日月型の海岸です。
夏には沢山の海水浴客やサーファーが来ます。
また冬でもサーファーが沢山いました。
海岸線の中央の付近の陸よりの砂浜に、童謡『月の沙漠』に登場する、ラクダに乗った王子と王女を象った銅像『月の沙漠記念像』が建てられています。
夕方になると夕陽がとても綺麗です。
12月31日の夕陽だったので2018年最後の夕陽となりました。
1月1日の初日の出には早朝に関わらず、沢山の人が海岸線にいました。
日西墨三国交通発祥記念之碑
日西墨三国交通発祥記念之碑(以下‘‘記念之碑’’)は御宿海岸の東端から徒歩で5分程です(googleマップでは‘‘メキシコ塔’’となっています)。
記念之碑は約400年前の1609年9月30日の朝に、現在の田尻海岸でサンフランシスコ号が沈没しました。
しかし、当時の御宿の人々は力を合わせて、救助しました。
結果、総員373人の内、317名を救出しました。さらに人々は生活は貧しいにも関わらず、服や食べ物を分け与えました。
こうした経緯があり、日本とスペイン、メキシコ3か国の交流を生むきっかけになりました。そして、救助された事、交流が始まった事等を記念して記念碑が建てられました。
写真の奥に見えるのが、記念碑です。手前は‘‘抱擁’’という作品の像です。日本とメキシコの交流400年を記念して、メキシコ政府から寄贈されました。
一応写真も掲載しますが、細かいエピソードは調べると出てきますので、皆さんで調べてみてください。
インドネシアの独立の手助けや、同じ船繋がりで、トルコのエルトゥールル号等、日本は他の国を助ける事が多く、そういった話を聞くたびに、目頭が熱くなります。
特にメキシコのホセ・ロペス・ポルティーリョ元大統領が御宿町を訪問し、神輿に乗って、日の丸の扇をかざし、エルマーノ！(兄弟よ！)と連すると言った話はとても感動しました。
因みにこの場所は、高台にあります。車の方は無料の駐車場から1分で着きますが、徒歩の方は、少しきつい階段の道か、坂道の2つのルートです。
そしてここからの景色も素晴らしいです！
御宿海岸も全体を見渡せます。
住所:〒299-5105 千葉県夷隅郡御宿町岩和田1016
大波月海岸・小波月海岸
小波月海岸は御宿海岸の東端から徒歩で15分程です。
大波月海岸は小波月海岸から徒歩で10分程です。
駐車場は大波月海岸にしかありません。
大波月海岸も小波月海岸もどちらも100ｍも満たない小さな海岸ですが、撮影スポットとして有名な場所です。
大波月海岸は駐車場から距離があり、細く、舗装がされておらず、ぬかるみもあります。朝焼けや夕焼けが綺麗ですが、暗くなると危ないです。
朝焼け、夕焼けを撮るときは、明るい内に下見をして、懐中電灯を用意したほうが良いです。
大波月海岸の、綺麗な写真を撮った方のブログを見つけました。
とても綺麗だったので、皆さんにも見ていただきたいです！
http://tokyophoto.blog.jp/spot/onamitsuki.html
大波月海岸の昼間はこんな感じです。
潮の満ち引きによって、海岸の奥まで行けない事があります。潮が満ちて、帰れないという事が無いように気を付けてください。
小波月海岸は駐車所が無く、入口の小さな看板に小波月海岸と書いてあるだけなので、すこしわかりづらいです。
大波月海岸程、道のりは険しくありませんが、暗い時間に訪れるのは危ないので、明るい内に下見をして、懐中電灯を用意しましょう。
大波月海岸と一緒くたにされ、情報が少ないです。
どちらの海岸も、青空と砂浜が綺麗で、波の音でも癒されました。
御宿町は海岸も綺麗で、重要な文化遺産も多くとてもいい場所でした。
因みに私が泊まったのは、「むさし丸」という民宿です。
料理がとても美味しいです。
海鮮がとても美味しいです。追加料金で船盛も頼めます。とても人気です。
オーシャンビューの部屋もあり、御宿海岸が一望できました！
住所：〒299-5105 千葉県夷隅郡御宿町岩和田946-1
電話番号：0470-68-2269
御宿町旅行の動画もあります。
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