献血をする為に、電車で長野市を訪れました。
献血後、観光で善光寺を訪れたのですが、イルミネーションのライトアップが、2月22日から3月1日まで行われるとの事。
運よく偶然。まさかライトアップの初日に来ていたとは......。
そして、今回はなんと、史上初となる、内陣での空間演出も行われるとの事!!
善光寺でのライトアップは、今までにも、何度か行われてきました。
しかし、内陣で行うのは、1400年の歴史において、史上初の試みです。
仲見世通りを抜けると、ハスのオブジェが目に留まります。
極楽浄土の世界にはハスが咲いており、その他もろもろの理由で、仏教においては最高位の植物と言われています。
この後も、多くのハスが、空間を彩ります。
重要文化財である、山門は、イルミネーションで作られたハスが、2本咲いています。
高貴な色である紫が、尊厳を語っています。
門の左下には、ピアノが設置されており、誰でも弾く事が出来ます。
このピアノは、台風で水没したピアノです。
それを修復して、弾けるようにしたもので、復興のシンボルにもなっています。
山門をくぐると、本堂が見えます。
全体がプロジェクションマッピングで、ライトアップされています。
いくつかのパターンがありますが、いずれもハスを使用しています。
実は、山門に上がる事が出来ますが、広場と本堂の両方を見る事ができます。
極楽浄土の演出を、雨の中、多くの人が立ち止まり、それを見ていました。
そして、本堂の内陣では、1400年の歴史の中で、初めてとなる、空間演出が行われました。
内陣はいかなる時でも、撮影不可ですので、是非ご自身の目で見てください。
個人の感想ですが、陣内の黄金の内部が、プロジェクションマッピングの空間演出により、様々に表情を変え、音楽と相まって、美しい空間が広がりました。
是非とも見ていただきたいです!!
2月22日~24日まで、16時30分から、山門前で、コンサートが行われます。
復興したピアノのトリオや、革新的な形態演奏を鑑賞できます。
また、2月22日~24日、2月29日、3月1日の、19時から、打ち上げ花火が上がります。
本来であれば、2019年12月に行われる予定でしたが、2019年の台風19号“東日本台風”の被災などの影響で断念。
しかし、復興への思い、多くの方の手助けもあり、開催できました。
時代の移り変わりで、なにもかもが変わりましたが、文化伝統を守りつつ、それでいて、こうした演出を取り入れる、挑戦はとても素晴らしく思います。
善光寺だけじゃない!長野駅から善光寺までのイルミネーション
長野駅から善光寺までの、約1.8kmに30万個に及ぶイルミネーションが飾られています。
元々、長野灯明まつりも2月11日までの予定でしたが、善光寺イルミネーションに合わせて、延長して行われています。
私は、ランチで善光寺の近くの老舗『うなぎの宿 住吉』に行きました。
とても美味しいのでオススメです。